2019年2月27日水曜日

緑茶に入れると美味しくなるあの食べ物とは?

緑茶って、健康にいいと言われていますが意外に飲みにくいと思われた方も多いのではないでしょうか。特有の渋みが苦手な方はついついコーヒー専門店に行きがちです。

緑茶に合うあの果物


緑茶特有の渋みやえぐみがある場合、その緑茶はたとえ高級な玉露、深蒸し茶、有機栽培茶や煎茶であっても飲みにくいから、麦茶にしてしまうことも。しかし、緑茶にはカテキンが含まれており、心疾患がガンなどの病気がおさえられるのだそうです。しかし、あのえぐみが少し、そんな方におすすめな果物はこちらです。

・レモン

レモン果汁がなければ、ポッカレモンでもいいのです。濃い目に入れた緑茶にレモン果汁を入れるだけで、とてもさわやかなレモンティーに早変わりです。冷たくしても美味しいですし、暖かくしてももちろんOK。おさ湯にレモン果汁だけを入れると、どうしてもレモンの酸味が強すぎると思われる方もおられるでしょう。

緑茶がレモンの酸味を中和


緑茶にレモン果汁を入れる事で、緑茶の苦みや渋み、そしてレモンのすっぱすぎる感もマイルドになるので、コクのあるレモンティーになるんですよ!例えば、ちょっとしじみ習慣みたいですが、濃い緑茶を飲んだ後に、胃がもたれるなどする方でも、同じ濃度でレモン果汁を大さじ1弱くらいいれるだけでさっぱり、飲んだ後も胃もたれなしです。眠気も冷めるので一石二鳥ですね。

栄養価もUP


さらに、カテキンの腸での吸収率について、レモンを入れた方が13倍ほど高くなるのだそうです。

緑茶専門カフェにもおすすめ

緑茶専門カフェにも取り入れてもらえたら、きっと緑茶はちょっとと思われる方も、新感覚ドリンクとして、英国のレモンティー(紅茶)とはまた違う人気が出そうです。

2019年2月20日水曜日

ワンニャン好きならワクドキ~モフモフ&スーパーアニマル?コアラWIDE SHOW

コアラはワンちゃん、ニャンちゃんほど日本では人気は無いかも知れません。しかし、最近思うのですが、コアラこそ最強モフモフアニマルであり、癒し系としてはワンちゃん、ニャンちゃんとはまた違うキュートさ満載だと。コアラについて、意外に全然知らなかった事や大好きになる魅力をお伝えします。

コアラ~イマイチよく分からないアニマル?


コアラと聞くと、まず最初に思い浮かぶのがコアラのマーチだという人も多いのではないでしょうか。しかも、コアラのマーチがお菓子売り場に並んでいたとしても、手に取るのはその付近のキットカットだったり、不二家のホームパイだったりしませんか?ちなみに、ホームパイの大人のリッチチョコはおすすめです。一度食べだすと止まりませんから。22枚入りでしたが2日でガリガリ食べてしまいました。

で、コアラと言えば、オーストラリアの動物でKoaraの発音がコアラの「ア」になるんだなと思うくらいです。動物鳴きまねゲームでコアラに当たったものなら、多くの方はたじろぐでしょう。コアラの鳴き声を聞けるのはオーストラリアに旅行に行ったり、日本の場合は動物園で運よく鳴いているコアラを見れたりした時ぐらいですし。実は、オーストラリアの国獣はダチョウの仲間のエミューさんなのでした。エミューは後ろ歩きが出来ないらしく、それがオーストラリアの前進と掛けられているそうです。

すごく小顔でスタイルはいいですが、ちょっと怖そうですね。カンガルーと共にオーストラリアの国獣なのだそうです。ちなみに、日本の国獣はキジです。国によっては複数いたり、架空のアニマルな事もあります。例えばイギリスではこうなっています。ライオン、ヨーロッパコマドリ、アカシカ、オオハクチョウ、アカギツネ、ユニコーン、ブルドッグ、アカトビ、ウェルシュドラゴン

コアラさんはオーストラリアでは非公式な国獣?とされています。

好きな動物TOP10ではないけれど


日本での好きな動物の上位3位は、1位が犬、2位がネコ、3位がペンギンとなっており、残念ながらコアラさんはTOP10には入っていませんでした。しかし、コアラはとっても魅力的なんです!!

眠れないけど眠りたい~そんな夜に大活躍


眠りたいけど、なんだか眠れない日があります。そんな時、コアラの動画を見ると、あら不思議、眠れてしまいます!

なぜ眠たくなってしまうのでしょう?それは、コアラがあまりにもたくさんの癒しポイントがあるからです。大好きな所へは走って行く姿はなんて愛らしいのでしょう!

鳴き声は獣そのもの



可愛い外見とはうらはらに、鳴き声はまさにトラやライオンみたいな獣そのものです。IKKOさんなら「ギャップありすぎ~♪」というところでしょうか。

なんとも言えないモフモフ感

悲しい事ですが、19世紀にコアラは毛皮目的のために大量虐殺されてしまいます。それだけコアラの毛のモフモフ感は魅力的だったのでしょう。ふんわりしていて、やわらかそうですよね。時々ニュースでコアラが抱っこされて出てきますが、コアラのうっとりしている後ろ姿、意外にか細すぎる手足、抱っこのフィット感(抱っこされても暴れない様子)に癒される人も多いのではないでしょうか。

コアラの毛~厚みのある超モフモフな理由

コアラの毛がモフモフな理由は、枝に座るのでお尻や背中などに床ずれが起らない様にするためです。しっぽが短いのは、枝で20時間という長時間の睡眠をとるために邪魔にならない様にする他、バランス感覚を良くするため進化の中で短くなっていったのだそうです。しっぽって、意外に重たいアイテムなのですね。

ちっちゃくて細すぎる脚が魅力的


コアラさんが癒される理由の大きな1つとして顔、胴体からは想像しがたいほど小さくやわらかい手足があります。カンガルーは全体的に筋肉質です。一方、コアラは1日の活動時間が短いですし、枝で寝やすいように膝をやわらかく使えるようにと、手については肘から下部分、足については膝から下部分について、ほっそりしなやかな手足になっています。

するどい手足の爪で枝にひかかているので、落ちることはないようです。さらに、コアラさんの握力はとても強く、さらにバランス感覚がとっても優れています。まるで、ストレッチポールしているみたいですね。

個人主義や自由の象徴を表すアニマル


両手足を離しても落ちていません。ここでもし、しっぽがあるとしっぽの重さでどちらかに傾いてしまいますからね。このバランス感覚の良さはコウモリを連想してしまうほどです。一句読んでみましょう。

コアラさん バランス感覚 ハンパなし  

コアラは群れで行動せず、単独行動を好みます。野生の場合、コアラ1匹あたり数百メートルの縄張りをつくると言われているほどです。の~んびり自由を謳歌しているんですね!コアラは哺乳類の中で知能が低いと言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

縄張り意識が高いコアラ

コアラは他の動物に攻撃はしないものの、自分の縄張りに入ってくるコアラに対して、すごい勢いで戦います。例えば、自分のエリアに登ってくる別のコアラがいたら、自分が通ればいいだけでなく、相手が落ちるまで攻撃するファニーさとは別の意外な一面を持ちます。1920年代後半、毛皮狩りのため、コアラは大量虐殺されました。その時は人間に果敢に立ち向かったのでしょうか。

ピンチの時は赤ん坊みたいに泣く




思わずヨチヨチ(よしよし大丈夫だよっ)って思ってしまいませんか?しかも2回目も落ちてしまっている様子は、枝の上で相撲を取っている感じですね。落とされたコアラが泣く姿はまるで赤ちゃんがおもちゃを取り上げられた様な風情ある光景で、鳴き声は外見とは違い、小動物の生まれたての赤ちゃんの様です。先ほどの獣の様な鳴き声をイメージしている場合、安田大サーカスのクロちゃんの声を初めてテレビで見た時の様に??(意外すぎる)な感覚もあるかも知れません。コアラがこの様に叫ぶのはピンチの時です。大昔、アボリジニーはコアラの肉を食べていたのだそうですが、コアラが子供みたいに泣くという理由や、肉がユーカリの臭いがする事などからあまり食べられる事がなくなったそうです。そりゃそうですよね、ごめんね~ってなりますよね。


果敢に挑戦する姿に感動

コアラのすごい所は、果敢に挑戦している事です。1度負けた相手の場合、叶わないと思い逃げたくなります。しかし、コアラはひるむ事なく立ち向かっています。怖さ知らずと言えばそうなのでしょうが、最強のプラス思考の持ち主でもあるのではないでしょうか。そして、負けても鳴き声で勝負し続ける勇気も持っています。

コアラはわがまま?


コアラは1日に1キロ以上のユーカリの葉を食べるそうです。しかも、自分の好みの葉じゃなきゃダメなのでかなりグルメです。飼育費用は1匹、1年あたり数千万円もかかるそうです。天王寺動物園の場合、20種類ものユーカリの木を鹿児島などで委託栽培し、コストは3匹いた時で6千万円もかかっていたようです。

ユーカリの木は600種類くらいあります。しかも、コアラは1匹ずつ好みが違います。10匹いれば十人十色なわけです!1匹が食べるユーカリの種類はたったの14種類、しかも新芽しか食べないそうです。コアラがわがままというよりは、限られたユーカリの葉しか食べられないのでしょう。これからは、コアラ館の枝に用意されているユーカリを見る目も変わりそうです。こちらに、飼育員さんの後をついて歩く人なつっこいコアラがいます。

まるで、ユーカリを準備する飼育員さんの努力が分かっているかのようで、信頼している様子が伺えます。コアラは過保護とも言えるくらいで、24時間健康管理のために監視されています。毎日体重測定もし、少しでも異変があれば、飼育員さん自らがエサを手であげるのだそうです。しかも、コアラたちは静かな場所で、自分が信頼している飼育員さんからのエサしか食べないそうです。

コアラは音や匂いにも敏感で、いつもと違えば食べないそうです。コアラって繊細なんですね。あのふんわり大きな耳や、大きな鼻の理由が分かりますね。小鳥の鼻はほんとにちっちゃい??鳥類はあまり嗅覚は発達していないらしく、カラスは視力が発達していると言われています。コアラに戻りましょう。わがままアニマルだなと思いながらも癒されます。飼育員さんも、お世話は大変だけどその愛嬌ある姿に癒さているそうです。ちなみにあまりにもコストがかかり過ぎるので、最盛期は9匹いた時代もあったそうですが、今は1匹だけの様です。鑑賞する時のフラッシュも気にするコアラ。かなり縄張り意識が強いコアラさんですがこれからは撮影にも気を付けたいものです。

超可愛い!よちよち歩きするコアラ


よちよち、そわそわ、ウキウキ歩いている姿がなんとも愛らしいコアラさん。動物園では、毎日毎回新鮮なユーカリの葉が準備されるので、その度に新鮮な自分好みの葉を求めて歩き回るのだそうです。まるでお昼のビュッフェスタイルみたいですね。歩くコアラが見れるのは、エサやりタイムの様です。すぐに体力が消耗してしまうコアラ、食事前のウォーキングならすぐに補給できますから。

コアラの体の不思議


ユーカリ、ティーツリーと聞くと、これらの木はかなりのタンニンや油分など消化吸収しにくい成分が含まれています。草食動物の場合、盲腸で消化出来るのでたくさんの葉を食べられます。コアラの場合、体長の13倍ほど、哺乳類最大の2メートルの盲腸があり、抗菌作用のあるユーカリやティーツリーの葉を食べる事が出来ています。ティーツリーやユーカリはクラジミアなどを減らす効果もあるそうです。ティーツリーオイルはオーストラリアでは抗菌薬として日常的に使われており、一家の救急箱には必ずあると言われています。コアラはキレイ好きなのでしょう。ちなみに、コアラの耳は大きく見える事がありますが、ほとんどは毛で耳自体は小さいそうです。

基礎代謝量もハンパない

コアラの様に、木で1日のほとんどを眠っているアニマルとして、なまけものがいます。なまけものはなぜ、コアラほど愛されキャラになっていないのでしょうか?まるで枝のように見える外見もあるかも知れませんが、コアラが体温を36度に保つ恒温動物なのに対し、なまけものは変温動物であることな違いがあります。

なまけものは変温動物なものの、30℃くらいでないと消化器官が動かないそうで、20℃くらいになるとお腹に食べ物があるにもかかわらず、眠り続ける事が出来ず餓死してしまうというのです。なまけものは風を食べて生きていると言われているくらい繊細で、食事量はなんと1日8グラムほどの葉や新芽で、1カ月くらいかけて消化するそうです。基礎代謝量が少ない事なども枝と同化した様な冷たい感じになっている理由かも知れません。

歩く速さについては、カンガルーが時速70キロ、コアラは早い時で時速20キロなのに対し、なまけものは時速15メートルなのだそうです。エネルギーを使うと死んでしまうからです。野生のなまけものの寿命は20年ほどだと言われていますが、30年動物園で長生きしたと言う話も。

哺乳類なのに変温動物というのもなんだかしっくりきませんが、自力で体温を(食事量や消化などの関係で)上げられないから変温動物になり食事量や消費量が少なくなったのか、変温動物だからエネルギーが少量で済むのか?20℃になると消化不良で死んでしまうなまけものであれば、変温動物というよりは、環境の温度に影響を受けやすいだけという事も考えられそうです。となれば、単純に体温を一定に保ちにくい恒温動物ではないでしょうか。

人間でも冷え症の人は、外気によってすぐに低体温症になったり、熱中症になる人もいます。基礎代謝量が活発な人よりも冷たい感じがする事があります。一方、コアラはなまけものの30倍もの基礎代謝があります。寝ている姿が充実感満載で癒されるのも、豊富な基礎代謝量だからでしょう。大人しいけれど、すごいパワーを感じる、これがコアラの魅力です。

暖かいイメージを持ってもらう工夫

私もそうですが冷え症の場合、ファッションも一工夫すれば暖かいイメージになります。

・冬場はモフモフ感のある服装
→イメージは羊さんですね。全身モフモフ感のあるスタイルでホット感
・カラーは暖色系を
→映像を見ていても、寒いヒマラヤ地域の場合と、暑い熱帯雨林気候の場合とで気分が違ってきますよね。オレンジ、赤、ピンク、黄色などを取り入れてホットなイメージを。

変温動物なのに恒温動物なマグロ

マグロやカジキは変温動物ですが、泳ぐ時は海水の温度より10℃くらい高いそうです。他には鳥のカッコウもそうです。カッコウは外気が冷たい時には卵を温められないので、他の鳥にお願いするそうです。

逆に、恒温動物なのに変温なのはコウモリです。コウモリは外気が冷たくなると自分の体温も外気と同じくらい下げるので、省エネが出来て長生きするのだとか。マグロ、カジキ、コウモリ、カッコウも自分でコントロール出来ている点がすごいところです。なまけものは変温動物なのにコントロールして体温を上げられないため、熱帯の暑い地域でしか長生きできない様です。

・変温動物だけど外気よりも体温を上げられるマグロ、カジキやかっこう

→エネルギーに満ち溢れていてたくましーと思います。

・恒温動物だけど低温もOKなコウモリ

→ウェイって思います。
*ここでのウェイはこちらの意味があります:①そんな事あるん?②ずるいやん③超うらやましぎる④冷暖房いらんやん

同じ冷え症じゃないの?なまけものと人間

・恒温動物で冷え症な人間
・変温動物なのに低温が苦手ななまけもの

外気に左右されやすい点で、親近感がありますね。しかし、微妙に違う様です。例えば、低温になったとしましょう。

・なまけもの:代謝をストップさせる
・人間:体温を上昇させようとするために、体内のエネルギーを最大限に使う。そのため、エネルギー消費量が増える。

低体温症の場合、体内のエネルギーが足りなくなるので死ぬことになりますが、なまけものの場合こんな感じだと思っていました。

・暑くても寒くても生き延びるのに必要最低限な代謝を常にキープ

なまけものは24~35℃くらいなら変温調整出来るそうです。下がり過ぎた場合であってもエネルギーを新たに消費せずに24℃の代謝のままでいる、この状態が代謝をストップさせていると言うのではないかと。逆に、35℃以上の高温になったとしても、必要最低限の代謝以上に高温に対抗するための代謝はしないということで35℃での代謝をキープ。そのため、長く低温や高温が続くと耐えられなくなり死んでしまうのではないでしょうか。代謝不足になると例えば、低温期間が長くなると、代謝の停止期間も長くなります。

しかし、全然ちがっていました。

許容範囲を超える高温低温~完全に代謝がストップ

なまけものは、耐えられない高温低温になると完全に代謝をピタッとストップさせてしまうのだそうです!

・代謝が行われないで完全にストップ

当然体には栄養が行きわたらない事になります。そのため、餓死します。胃の中には代謝を完全にストップさせたために残った食べ物があるというのに。

同じ変温動物でも、なまけもの以外は低温なら低体温になるだけのエネルギー、それをキープできるエネルギーがあり、高温なら体温を上げるだけのエネルギー、それをキープ出来るだけのエネルギーがあると言えます。

・人間:自分の体温に戻すだけのエネルギー(暑い場合、人間は熱中症になる寸前まで体温を下げようと血液を全身に流したり、汗をたくさんかくなど)が不足するため、低温や高温では低体温症や熱中症になる
・なまけもの:低温や高温では代謝(栄養を送る機能)を完全にストップさせるので、長時間続くと餓死してしまう。

人間もなまけものもどちらも、低温は嫌いですが微妙に違う様です。

冬眠VS代謝ストップは違う?

冬眠は哺乳類の恒温動物が自分の体温を下げて冬を越す事です。じっとしている事でエネルギー消費がおさえられます。人間はどうして冬眠出来ないのかと疑問に思った事ありませんか?人間は20℃以下になると低体温症になり死んでしまいます。しかし、冬眠できる動物の場合、0℃近くまで自分の体温を下げて代謝もキープ、冬眠が終わるといつもの体温まで上げられる体質になっています。

動物にとって冬眠はメリットだらけです。

・寿命がのびる
・天敵から身を守れる
・食べ物が少ない冬でも安心

ただ、冬眠するためにはエネルギーを蓄える準備が必要です。

・自分の体温を下げ、その体温をキープするエネルギー
・食べ物のない冬眠の期間、体内に栄養を送るための栄養分
→秋に脂肪などを蓄積します。体内にある脂肪の4割くらいを冬眠に向けてためこんでおく必要があり、秋に不作で冬眠してしまうと死ぬこともあるのだとか。クマが民家まで木の実を取りに来るなどのニュースがありますが、クマは冬眠のためのたくわえのために必死だという事が分かります。

なまけものは20℃くらいになると死んでしまいますが、もう少し高めの低温で代謝をストップさせた場合と冬眠で低温をしのぐのとは違う様です。

恒温動物で低温もOK~冬眠可能なアニマル達

先ほどウェイで取り上げた、恒温動物だけど低温もOKなコウモリの様な動物、実は冬眠出来るアニマルだったんですね。

冬眠出来るアニマル達
・モグラ
・コウモリ
・ネズミ
・ハムスター
・ツキノワグマ
など

人間は冬眠出来ないの?

クマの場合、通常体温の平均は37~39℃と人間より少し高めです。冬眠の場合、31~35℃つまり5℃くらい下がる状態をキープしておくことがクマにとっての冬眠になります。冬眠=眠っている状態、ではありません。動かないけれど寝ていない状態の様です。シマリスは冬眠の途中で寝不足にならない様に睡眠をとるのだそうです。ちなみに、シマリスは冬眠中は凶暴になるので飼主さんは起こしたりしない様に要注意です。

こんな事件がありました。その男性は雪に埋もれた車の中で2か月間飲まず食わず、体温は31℃前後で救出されたそうです。クマの様に冬眠状態だったのではないかと言われています。31℃くらいに耐えうる体力があれば人間も冬眠出来るということではないでしょうか。もちろん体質によって体感温度は違いますし、代謝力や脂肪蓄積量も違うので一概にはこうだとは言えないでしょう。この場合でも、もし30℃や29℃などさらに数℃下がればどうなっていたのかと思うと恐いですね。

コアラは冬眠しない?

コアラは5℃くらいまでなら耐えられますが、オーストラリアの野生のコアラが住んでいるエリアでは、夏については平均気温は28℃くらい、寒い場合でも13℃くらいの様です。日本の動物園では20℃より下げないように調整されているそうです。こんなことあり得ませんが、ペットとして日本で飼っていたコアラが5℃以下で飼われていると想定した場合は危険でしょう。捨てコアラなんてとんでもありません。

コアラに似合う服ってある?

例えば、ペンギンやかまきりの場合、タキシードが似合いますよね。そんな感じで、コアラに似合う服装を考えてみました。

・お医者さんの白衣
・平安時代の貴族服
・パイプをくゆらせながら、揺れる木製の椅子に座る西洋のおじいさんスタイル
・お相撲さんスタイル
・宇宙飛行士スタイル(ヘルメットだけ)
・おむつスタイル(メリーズの赤ちゃんモデルについて、コアラ版でも可愛いかも。)
・手袋だけ、靴下だけ
・つけ襟系(蝶ネクタイ、ネクタイ、ネックレスなど)
・帽子系
など

アクティブ系というよりは、じっとしていて、どっしりしている姿が似合いそうです。

コアラに似合う曲って?

コアラに似合う曲についてはどうでしょうか?

・ジョンレノンのイマジン

・カーペンターズのclose to you

コアラって、とっても温和なんでしょう。一方で、こんなラテン系な音楽も似合います。

・郷ひろみが歌う曲




 
コアラのどや顔が、サビのところに出てくるだけで盛り上がりそうです!実はコアラさんはいつもハイテンションなのかも。CCBも似合いそうです。


世捨て人?達観視した仏様?~豊富な睡眠時間によるもの?


意外にこんな世間離れした曲も似合います。



渋めの曲も似合います。コアラさんは意外に情熱的なのでしょう。


こんな可愛い曲も♪



さらにこの曲も似合っちゃいます。


うっとりします。なまけものさんと同じく、世離れした歌も似合うのが不思議です。コアラは昔、ユーカリの木でなくパンと紅茶とジャムで10年生きたという言い伝えもあるようです。イギリスからの移民にペットとして可愛がられていた様子がうかがえます。




ちょっと孤独感をかもしださせる風情もあったりしませんか?こんな曲も似合います。

かなり人懐っこい性格

コアラは単独行動を好む個人主義アニマルです。しかし、こちらの動画によると人間になついているではありませんか。かなり信頼し合えていますね。コアラの体温も36度なので、36℃台が多い人の事を仲間だと思っているのかも知れません。
個人主義な割に、人間になつくコアラ。実は個人主義なのではなく、人見知りだっただけなのかも。この辺り、ちょっと謎めいています。コアラって神秘的です。

コアラは人に触られるだけで、ストレスで失明したり、時には死んでしまったりする繊細なアニマルである事も知られています。実は、ユーカリの葉のより好みの様に、自分が好きな人間になら抱っこされても大丈夫だったんですね!1920年代終盤頃に、毛皮狩りをする人間に対して、かなりストレスがあったのでしょう。クラジミアに感染しているコアラが多いと言われています。毛皮狩り時期の前後にクラジミアなどの感染症による絶滅危機があったからです。繊細なコアラですから、ストレスで免疫力が落ちたのかも知れません。他にもコアラエイズなどで絶滅の危機に瀕したこともあり、今オーストラリアではコアラの指定保護区が設けられれ絶滅が阻止されている様です。野生でなく動物園や保護地区にいる場合はワクチンや抗生物質で予防や治療が出来るそうです。感染原因はコアラだけにあるのではなく、環境汚染も感染の原因になっているそうです。

夏の暑い日は冷たい木を選んでいる

コアラさんは、オーストラリアの夏の暑い日などでは、ユーカリの木ではなくアカシヤの木で眠っている事が多いそうです。その理由は、アカシアの木の方がひんやりしているからです。オーストラリアでは45℃くらいのところもあるので、さすがのコアラさんも涼をとるのでしょう。

コアラはユーカリの葉ばかりを食べていますが、時々アカシヤ、ティーツリーなどの葉も食べるそうです。

パンダも笹しか食べないけれど

コアラみたいに人気者であるパンダさん、パンダも99%笹しか食べないアニマルで知られています。しかし、パンダが笹だけを食べる理由は、コアラの様に長い盲腸があるわけではありません。食べようと思えばお肉だって食べられるそうです。しかし、進化の過程で肉食動物との争いを避けるために、笹を主食とする様になったそうです。

コアラはお肉を食べるのかと言えば、聞いた事はありません。ユーカリの葉には毒素があり、それを分解できるのが長い盲腸が必要です。野生の場合、消化を活発にするため土や砂を食べ、その中の微生物に消化を手伝ってもらったりはする事はあるそうです。

大人コアラが可愛かったりする?

一般的にニュースになるのは、赤ちゃんアニマルだったりしませんか?しかし、コアラについては、好みにもよりますが、大人コアラが赤ちゃん同様に可愛かったりします。

その理由としていくつか考えられそうです。大人コアラの場合、体長が60~70センチくらい、体重は7~14キロと中型犬を抱っこしている感じなのです。また、心理として、ぬいぐるみを選ぶ時、大きなぬいぐるみを選びたいと思うのと同じで、よりリアル感があるからではないでしょうか。また、コアラは大人コアラも赤ちゃんを拡大したみたいだから可愛いという理由もあるでしょう。オーストラリアに行けば、抱っこ体験が出来る様です。

コアラって実は・・・

コアラって実は、(IQは低いと言われていますが、)EQがとても高い気がします。眠り姫な理由については、ユーカリの木しか食べていないので、すぐに体力を消耗してしまうからそう見えるだけであり、実は共感能力がとても高いアニマルなのではないかと。クラジミアに感染するのも、ユーカリなどの抗菌作用を持つ葉を好むのも、もともと免疫力が弱いから?

コアラを見て癒される最大ポイントは、コアラオーラです。1日20時間も寝ているコアラにしか見えない世界が漂っている気がします。全体にうっとりしていて夢見がちなんですよね、コアラって。

コアラは噛まないの?

コアラはむやみに人を襲ってくる事はないと言われていますが、身の危険を感じた時にはかみついたりします。例えば、抱っこしている人がうれしさのあまり絶叫したりすると、耳が鋭く繊細なコアラは恐がります。そして、コアラには鋭い爪があります。爪で大怪我をしない様、抱っこして写真を撮る人は防弾チョッキを着ることも。穏やかではあるけれど危険なアニマルなんですね。

コアラは木の上で1日のうちの20時間くらいを寝て過ごしています。1日のほとんどを寝ているのは、ユーカリやティーツリーしか食べない事によるエネルギー不足なのだとか。葉はコアラにとって食料だけでなく、水分補給にもなっています。コアラは高い木の上で葉っぱを食べれば水を飲みに降りる必要もないのです!すごく合理的だと思いませんか?しかし、オーストラリアの暑い日には、水を求めてやってくるそうで、人間から水をもらう子もいます。

癒されますね。。暑い日はユーカリの葉の水分だけでは足りないのでしょう。温暖化が危惧されています。温暖化はコアラにとっては致命傷にもなりかねません。コアラのお気に入りのユーカリの葉の水分が少なくなってしまうので、お気に入りじゃなくなってしまうからです。水だけ飲んでも栄養が足りません。水分豊富なユーカリの葉を枯らさない様にですね。

そうそう、爪の話に戻りますが、コアラは高い木の枝をおさるさんのように渡り歩く必要がありますので、ひっかけるために鋭い爪で枝をつかみやすい様になっています。

親指と人差し指を開く事について、あまり考えた事はなかったけれど、これからはコアラに学んで人差し指と親指の間を意識したストレッチでもしてみよう。そうすれば握力が強くなるかも。

木から落ちるコアラ?

ジャンプするコアラさんは時々着地点を外す事があるのだそうです。ひどい場合、骨折してしまうそうです!









普段、あまり運動していないからでしょうか、なんだかたどたどしくて、ハラハラしてしまいます。しかし、安心は安心の様です。うまく着地出来なくて、落ちそうになる時に爪が大活躍、枝にひっかかってくれるので落下防止になるようです。しかし、それでも落ちてしまう子がいるので、オーストラリアではコアラ注意の看板もあるそうです。木から落下するコアラに注意だなんて!
コアラが木から落ちたり、ふらふらしている様に見える事について、ユーカリなどの葉を食べると体内にアルコール、つまりお酒を飲んだ時と同じ状態になるからだという意見もあります。

寝不足気味の場合、人間でも泥酔状態と同じになると言われています。1日20時間以上も寝ているにもかかわらず。さらにコアラはユーカリの葉の作用以外に、常に寝不足気味だと言えるのかも知れません。ユーカリなどの葉しか食べられないコアラさん。酔っ払い運転ではなく、酔っ払いジャンプというところでしょうか。

運動不足解消?

野生のコアラの場合、数百メートルのエリアを自由に歩き回る事が出来ます。しかし、動物園など観光客のために開放されたエリアに住んでいるコアラは、動物園中を自由に歩き回る事が出来ません。ジャンプする事で短時間での運動不足の解消になっているのではないでしょうか。

いろんなアニマルに似ているコアラ

コアラっていろんな動物に似ているところがあります。

・なまけもの
なまけものさんも1日20時間くらい眠るそうです。

・パンダ
まーるい感じやモフモフ感が似ています。

・こうもり
コアラがジャンプする姿は、こうもりが飛び立つ様子にどこか似ています。コアラにもし羽があり、飛び立つならですけどね。こちらは巨大こうもりです。

・クマ
似てるのはモフモフ感?

コアラ科コアラ属だった

コアラさんは、最終的にコアラ科コアラ属で、クマ科やこうもり目ではないのです。ずばり、カンガルーの仲間だったんです。そう言えば似ていますね。まず、なまけもの(有毛目)、クマとパンダ(ネコ目)、こうもり(コウモリ目)、カンガルー目(コアラはココ!)に分かれるからです。カンガルーと同じ仲間な理由は、コアラもカンガルーと同じく、メスはポケットを持っているからです。かと言って、コアラはカンガルー科でもありません。

クマの場合、ネコ目からクマ科になっています。ちなみに、ネコはネコ目ネコ科、犬はネコ目犬科です。カンガルーはカンガルー目カンガルー科、コアラはカンガルー目カンガルー科です。

やっぱりクマ?

コアラはこんな異名も持っています。

・フクログマ
・コモリグマ

これだけを見たら、クマの仲間と思ってしまいそうです。しかし、フクログマの仲間はコアラとあと1種類だけです。それは、体長50~60センチでしっぽを合わせると70~90センチくらいになるタスマニアデビルです。

デビルと呼ばれているのは、口を開けると真っ赤だからという理由です。コアラは2010年までに6万5千頭(もともと10万頭はいた)も減ったとされる絶滅危惧種なのですが、タスマニアデビルもオーストラリアの絶滅危惧種で保護されています。

タスマニアデビルもコアラもクマではないのになぜ、フクログマ、コモリグマの異名がついているのでしょう?18世紀にオーストラリアにやって来たヨーロッパ人がクマに似ていると、コアラグマと名付けたのでした。コアラグマの他に、猿グマ、木のクマとも呼ばれていたそうで、日本でもその流れからフクログマと名付けられたそうです。確かに、コアラはクマにも似ていますよね。

タスマニアデビルはフクロネコ目フクロネコ科です。フクロネコ目はクマ、ネコ、犬などのネコ目とはまた違います。コアラはカンガルー目コアラ科です。タスマニアデビルとコアラは分類では全く違うところになります。しかし、どちらも異名は同じフクログマ(コモリグマ)になるようです。





こうもり、ハムスターの様な、後姿はクマの様な感じで鳴き声はピンチの時のコアラっぽいですね。コアラとの共通点は分類学上にあるのではなく、視覚、知覚、体のつくりなどにありそうです。

・メスにはポケットがあり、ポケットで子を育てる
・クマにどことなく似ている
→コアラは昔コアラクマと呼ばれていたそうですし、タスマニアデビルは体の白い輪はツキノワグマに似ていると言われています。

どことなくカワウソにも似ていますね。カワウソはネコ目イタチ科カワウソ亜科でした。ネコ、犬、クマ、カワウソがネコ目に分類された後、ネコさんはネコ科に、犬さんは犬科に、カワウソさんはイタチ科になるということですね。

分類的にキュートなタスマニアデビルに一番近いのはこちらです。

・フクロネコ



体長32~45センチくらいのフクロネコです。確かにパッと見も、コアラよりもタスマニアデビルに似ていますね。しかし、フクロネコはコアラやタスマニアデビルの様にポケットを持っているにもかかわらず、フクログマやコモリグマとは呼ばれていません。木に登るのではなく、地面に開いた穴、岩や木の下で暮らしていて、クマにも似ていないからでしょうか。白いドット、ハムスターのようなリスのような、ネコの様な感じが胸キュンですね。

ちなみに、フクロネコはフクロネコ形目フクロネコ科フクロネコ属なので、カンガルーやコアラのカンガルー目でもなく、クマ、ネコや犬などのネコ目でもなく、ナマケモノの有毛目でもなく、コウモリのコウモリ目でもありません。タスマニアデビルと同じフクロネコ目、だから似ているんですね。





コアラ1匹の縄張り領域が数百メートルな理由

コアラの単独と自由主義は、1匹あたり数百メートル四方という縄張り領域が広い事でも分かります。コアラはその領域全体が家なのです。コアラさんは食事(ダイニング)の枝、眠り用枝(寝室)、休憩用の枝(リビング?)などのホームツリーという枝を持っているそうです。しかも、各枝はかなり離れているので、コアラの1日の移動距離もすごいものがあります。縄張り領域に入ってきたのならまだしも、ホームツリー上なら先ほどの枝の上での凄まじい戦いになってしまうのですね。環境破壊や温暖化などで、自分のエリアを追われたとすると、かなりの距離を移動しなければならないそうです。

必要なら長距離競歩しちゃうコアラ


コアラ最大移動距離について、2日で560メートルほど、1回の移動(食事枝から休憩枝等の移動でしょう。)距離は140メートルほどの事もあるそうです!100メートル競歩出来ちゃうのです。

毛皮騒動で人間から逃げ回ったコアラ、その数1900~1920年までに、オーストラリアのクイーンズランド州で100万頭にものぼるそうです。逃げられたとしても、コアラ同士の縄張り争いがあるのです。コアラがホームツリーに来たコアラに対して、必死で抵抗し自分のエリアを守ろうとするのは当然だと言えそうです。




何度見ても飽きません。しかし、コアラにとっては悲鳴なのです。追い払っているコアラ、追い払われて泣いているコアラ、どちらも愛おしく思えてくるのではないでしょうか。この枝はどの部屋のホームツリーなんでしょう?

お気に入りの場所は他にもある?


こちらの動画は、動物園の園内の土の上で眠るコアラです。コアラにはホームツリーがあり、寝る時の木、食べる時の木などまるで部屋の様に木を分けている事が分かりましたよね。では、この状態はコアラにとって何を表しているのでしょう?

気になる事もあります。

・園内の木に自分のお気に入りの木がなくて、眠るところがない
・園内の木に自分のお気に入りの木があったとしても、他の誰かのホームツリーになっているので、登る事が出来ない。

もしそうなら、とても心配です。しかし、動画を見てみるとなんと、コアラさんの型(体重による)が土についているではありませんか!と言う事は、何度もこの土の上で寝ている事になります。もし、眠る場所がないので探しているのなら、全く同じ場所には寝ないということでしょうか。きっと、この場所がお気に入りでホームグラウンドなのでしょう。コアラは暖かい所が好きなので、土の上が暖かい事を発見した子なのでしょうか。不思議な事もあるものです。

毎日移動しないコアラ~ふとももの発達理由

コアラの基礎代謝量がなまけものの30倍と聞いて筋トレ経験のある方なら、なぜそこまで基礎代謝量を高める必要があるのだろうかと不思議感にとらわれたのではないでしょうか。そうです、基礎代謝量を上げるためには大きな筋肉の発達が必要だからです。

コアラの太もも~ハンパない筋肉の発達

コアラの太もも、実はものすごい筋肉質なんです。枝で眠っている時は細くてやわらかいイメージがありましたよね。こちらを見てください。
とてもたくましい手足、そう、歩く時は筋肉が大活躍しています。コアラは特別な筋トレをしなくても、たくましい太ももの持ち主なのです。その理由は、天敵に襲われた場合などに、逃げる必要があるからです。しかも、時速20キロというスピードで走る事が出来るそうです。1日20時間ほども寝ているのも、もしもの場合に備えて体力を温存していると言えます。コアラの危機管理もハンパないというところです。基礎代謝が高いのもガッテンですね!

おしりのまだら模様~赤ちゃんとペアルック

コアラのお尻の白いまだら模様について、大人になるにつれて毛並みが変わり、灰色の毛が白いシミのように色落ちして(毛の生えかわり?)出来たものだと思っていたのですが、赤ちゃんコアラにも縮小系で同じ白のまだら模様があったのです!

ペアルックにあまりにも可愛すぎだと思われた方もおられるでしょう。コアラは赤ちゃんを毎年1匹ずつ産み、最初はカンガルーのようなポケットの中に赤ちゃんはいますが、成長するにつれて、おんぶスタイルになりユーカリの葉を食べるようになります。赤ちゃんは、次の赤ちゃんが生まれると入れ替わりで巣立っていくのだそうです。2~3年に1匹産むコアラもいますので、その場合は長い間ママコアラにおんぶしてもらう事が出来ます。

コアラはなぜ、灰色でお尻に白いまだら模様があるのでしょうか?こちらを見てください。


実は、コアラの灰色と白いまだら模様は曇り空とそこに浮かぶ白い雲と同じなんです。木の上で生活しているので敵が下から見た時、くもり空の保護色になることで身を隠していたんですね!コアラの天敵は主に、大型猛禽類だと言われています。



スゴすぎる~残像を利用した保護色のチョイス

なまけものさんは、木の枝とそっくりになるのに対し、なぜコアラもユーカリの木の枝と一体となれる様な保護色にしなかったのでしょうか?コアラの天敵の大型猛禽類が空を見た時の残像(曇り空)をコアラは表現したのです。

コアラを発見したワシやふくろう:こんなところにも曇り空~、他を探そう~
コアラ:ZZZ。

こんな感じで大型猛禽類の記憶力を利用したのでしょうか。木の枝と同化出来るかくれんぼ体質のなまけものさんとは違う隠れ方をしています。進化中に保護色として曇り空をチョイスしたコアラさん。





晴れの日は、コアラも敵を見つけやすいので水色にはならなかったのだとか。仰向きで寝そべりながら、いつも空を眺めていたからでしょうか、ユーカリの木でなく曇り空が残像に残ったのでしょう。天敵を恐れながら過ごした曇り空が記憶に残り、保護色となったのなら、コアラさんは繊細である他に、恐がりなのかも知れません。

動物園では人気者


こちらは、閉館時間が迫る中、飼育員さんがコアラを誘いながらみんなとバイバイする場面です。
飼育員さんとのコラボパフォーマンスは圧巻です。思わず抱っコアラしたいと思った方も多いのではないでしょうか。



いかがでしたか?ワンちゃん、にゃんちゃんが好きな方には、コアラも飼いたいアニマルになったのではないでしょうか。近くの公園にコアラがいたら可愛いでしょうね。どうしても見たい場合は、動物園へGOしましょう。