2019年5月10日金曜日

ネット時代のリアル~ランサーズCMO根岸ヤスユキさんから学ぶ

インターネットは私達に奇想天外な世界を与えてくれます。1996年頃でしょうか、授業中に先生がインターネットの世界はすごい、次から次へと探究できるから取り入れたほうがいいよと熱く語るので、ワープロしか使っていなかった私は、リテラシーを受講し、初めてキーボード操作を習いました。今でいうパソコン教室のような授業では、授業中の簡単な課題も分からなかったので、放課後パソコンルームでチューターさんにサポートを受けながら完成させましたが、それは海面を眺める鳥のようなもので、今もHTMLの画面に切り替えると同じ気持ちになります。

糸電話から携帯、スマホとなるにつれて、メールや電話はもちろん、サイトやユーチューブなどインターネットを身近に利用出来て便利だとは思っていましたが、これと言ってネットをリアルだと感じる瞬間はあまりありませんでした。しかし、最近こんな出来事があったので、ネットをリアルだと実感出来たのでした。

ランサーズの「新しい働き方LAB」の第1回イベントの日のことです。全国同時中継もされニュースステーションでも放映されました。イベントに当日参加出来なかった人はネット配信で参加出来るというものでした。


新しい働き方LAB



リアルにつながる

・新しい働き方LABに実際に参加した人(北海度、福島、筑波、渋谷新宿、奥多摩、前橋、名古屋、大阪、徳島、福岡の各拠点であるコアワーキングスペースでフリーランスのエリアマネージャーを中心に実施されました。)
・イベントには参加できないけれど、実況中継で当日にネット配信で参加できた人
・TVのニュースステーションで見た人

同じ時間に実際にその場にいなくても、リアルにインターネットでつながることが出来る時代です。当日会場参加出来なかったので、ネット配信で参加と思っていたのですが、当日定員が満員御礼となっていたため、ネット配信での参加も出来なくなるというアクシデントになぜ、事前予約しとかなかったのかと後悔。

開始時刻は19時だったので、しばらくの間、しまった~と思いながらツイッターをサーフしていました。そう、こんなリアルもあったのです。

・会場でもなく、ネット中継で参加でもなく、ラボに参加している人のツイッターを読むことでリアルに参加している気分(実際に参加しているのだ。)になっている人

これは、リアルタイムで繋がれるツイッターやフェイスブックだからこそ出来る事です。コンサートチケットが取れず、野外でスマホ片手に実況中継で参加するテニスのウィンブルドンの様な感じでしょうか。新しい働き方LAB大阪に参加していたとっとこランサーさんのツイートを見つけました。



ツイッターでラボの様子を見ていた人には嬉しいツイートです。とっとこランサーさんは、なつみとさんはこちらで知る事が出来ます。

 


さらに、その時ツイッターの「おすすめユーザー」に彗星の如く表示されたのがランサーズのねぎしさんでした。





ねぎしさんのイラストの髪型の配色などのデザインが個性的だったこと、ユニークな紹介文のQue sera sera,とともに、新しい働き方LAB、ランサーズライターという興味津々だらけの「おすすめユーザー」だったので当然クリック。さらに、ツイッターでフォローしていたエリアマネージャーの方々のツイートにもねぎしさんが登場するのでした。





市川さんは、ランサーズの新しい働き方LABを19年4月10日に立ち上げた方です。新しい働き方LABはフリーランスはもちろん、副業してみようと思う人にとって大変魅力的なサイトです。キャンパス、スキルアップ、イベント、相談室とセクションが分かれており、個人で何かしたい人にとって有益なサイトになっています。相談室ではお金、スキル、仕事、生活について先輩ランサーによるQ&A方式でイメージがつかみやすくなっています。

新しい働き方LAB

サイトが出来て間もない頃だったからでしょうか、エリアマネージャーについての問い合わせをしたところ、な、なんと主催の市川さんからダイレクトに回答があったのでした♪。ありがとうございました!
で、ツイッターのメールが1万文字書けることを最近知った私は、ランサーズライターという職があるの?もしかしてリモートワーク?という淡い期待とともに、早速ツイッターメールでねぎしさんに唐突に質問をしてしまいました。自分はリモートワーク希望でなど、長々と質問してしまいましたが、本番当日で大忙しだったであろうにもかかわらず、なんとその日のうちに回答してくださったのです!

ねぎしさんは、元フリーランスのライターであり、そこからランサーズへジョイン、ランサーズではリモートワーカーではないこと、ライター職ではないなどを、根岸さんがランサーズで働く理由についての原体験とともにフランクに丁寧にお答えいただけました。


実は、この記事は偶然、リリース当時読んでいたのでした!そうなると当然ですがこんな感じになります。

おお!あの時感動し涙した記事に出ていた根岸さんが、ツイッターのねぎしさん!??

ネットサーフ中に記事を読んだだけだったのですが、とても印象に残ったので覚えていました。ねぎしさんからのツイッター返信メールでWantedlyの記事URLをクリックした時のビックリ度は、まるで感銘を受けた本の著者に、偶然居合わせたカフェで遭遇したかのような驚きでした。根岸さんは双子のお父さんです。当時の記事はこう始まります。引用でどうぞ。

”ランサーズと出会う数年前、人生最大の出来事がありました。僕には双子がいるのですが、3歳の誕生日の頃、その片方が白血病になりました”

1人だけでも保育園の送り迎えと仕事の両立は大変です。夫婦協力しても大変です。それにもかかわらず、双子、さらにお一人が白血病で、パパママのどちらかが看病、どちらかが保育園や幼稚園の送迎、仕事、想像しただけで耐えられない気持ちになります。根岸さんにとって、付きっ切りでの看病をしながらの仕事との両立はどれだけ過酷で辛い日々だったことでしょう。それにもかかわらず、こう書かれています。


”僕と同様に、それぞれのお子さんにはご両親が付きっ切り。一日中近くにいるので、自然と話す機会も増えます。聞けば、みなさん遠くからきているとのこと。長野、静岡などさまざま。近くに治療できる病院がない場合や、空きベッドがない場合は、遠方でも引っ越してきているのです。”

未来ある子の未来をつなげてあげたい、出来るなら代わってあげたい、子を守りたいと思う親の気持ちが記事から切実に伝わってきます。

”僕は病院がある横浜に住んでいたので、病院の消灯後は帰宅できましたが、遠方から来ている人はそうはいきません。病院付近にアパートを借りて過ごしていました。裏を返すと、仕事を辞めているのです。どんなにやりがいを持って取り組んでいたとしても辞めざるを得ない。そういうことです。”

しかし、気持ちとはうらはらに、職場から遠い病院で治療を受けざるおえない場合、究極の問題に直面します。
”仕事ですか。我が家ですか。子供の命ですか。”
仕事も家庭も子供も元気、すべて順風満帆な方が突然究極の選択を迫られたとしても、選択どころかなぜこの子だけが、なぜ自分達だけがと思うのではないでしょうか。
”1つしか選べないとしたら、親が出す答えは歴然。仕事も家も捨てた人たちがそこにはいたのです。子供の病気だけでも心労は相当なものですが、経済面でも不安を抱えていたのです。”
この原体験から、根岸さんは巡り巡ってランサーズCEOの秋好さんと出会うのでした。ランサーズのCEOの秋好さんの著書は、私のブログでもつい最近紹介させていただきました! そう、思い出しました!!ねぎしさんにコンタクトをとった理由は、ねぎしさんがランサーズライターと自己紹介されていた事についての質問にプラスして、秋好CEOの本「超集中ハック!」が為になったのでぜひ紹介したかったからでもあります。根岸さんは快くOKしてくださいました!

”秋好の本も読んでいただきありがとうございます!読んだ感想については、良い意見もそうでない意見も、もちろんご自由にアウトプットしていただいて構いません!「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」を目指して、ランサーズは突き進んでいきます”
『超集中 ハック!』からランサーズを知る~その1



結果の格差はいい。機会の格差をなくしたい。

横浜という都会に住んでいたので、治療施設に自宅から通えたのと、ランサーズに入社される前職でリモートワークの許可をもらえた根岸さんは仕事、家庭、子の究極の選択を強いられることは幸いなかったそうです。

”入院から1年後。冬だけど少し陽気な日に、息子は無事退院を迎えました。退院しただけでまだ完治ではなかったのですが、それでも何か大きな峠を越えた気がしました。僕以上に、肉体的にも精神的にも大変だった妻は安堵感を覚えていたようです。”


よかった!よかったぁあああああああ!!!記事を読みながらそう思う方は多いはずです。実は、記事冒頭にこのような追記もされていました!!

”(担当医をはじめ周囲の皆様の協力によって現在は超元気です)。”

よかった!よかったぁあああああああ!!!(竹内陶子さん風に)さらに、自分OKで終わらないところが根岸さんは素晴らしいと思う理由です。

”何も悪いことはしていない。努力をさぼっていたわけでもない。にも関わらず、頑張る権利みたいなものを、社会の仕組みによって失った人たちがいる。”

一度リタイアしてしまっても、何度でも頑張れる。そういうハザマにいる人にとって働ける場所はあったでしょうか。隙間時間をつなぎ合わせると、膨大な時間になっていたりします。育児か仕事か、家事か仕事か、介護か自分か、調子の悪い時の自分か調子のいい時の自分か・・・などAかBか?の選択を迫られ、様々な問題を抱える個人にとって、シフト自由だけでは解決できないやりがいや、モチベーションなど様々な問題がありました。結局続かない(AとBを両立出来ていない)から働けていない事に対して、根性がない、やる気がないからだと責められたり、自分を責めたりすることもあります。

さて、根岸さんは、お子様の病気でリモートワークを経験、その後ランサーズジョインし、新しい働き方LABなど新規事業にも参画されています。

新しい働き方と言えば、様々な職場で取り入れられています。例えば、MRIなどの画像診断士で子育て中の場合は在宅勤務制度が利用出来る事になったのはつい最近です。それまでは、結婚か仕事か、子育てか仕事かなどの選択を迫られ、寿退社する人も多かったようです。これはどちらかというと、リモートワークです。医療の分野以外でも、リモートワークで実際に働いておられる方もいます。



”その社会の仕組みのひとつは、仕事は会社に行ってやるもの。出社は当然という常識。もちろん、会社に行くことが悪いわけではない。出社することでより仕事が進むこともある。いや、今はまだ多いかもしれない。そもそも、この働き方の常識は悪いものでもなんでもない。むしろ、これまでの日本においては良いことのほうが多かったと思う。”

新しい働き方LABをリリースしたランサーズ、根岸さんの記事を読んだ後は、必ずしも通勤しながらつまり、昔からの働き方であるオフィスに出社して働くことを全面的にNOと言ってはいないことが分かります。そりゃそうですよね、経営者の立場、視点で見れば個人よりも会社化した方が色々な意味で割がいいのが現状でしょう。一方で、こう書かれています。


”ただ少数かもしれないが、そのハザマにはまってしまう人がいる”

会社員でいる事に物足りなさを感じて、独立して企業したり、大金持ちになってみようなどの理由で事業主になる方も多いですし、そういう場合は個人事業主や法人になればいいでしょう。しかし、会社員になりたかったのに、何かしらの事情で自分の理想の働き方が出来ずにいたり、会社員でありたかったのに、何かしらの事情で早期退職、その後は右往左往する事も多い現状があります。根岸さんのおっしゃるハザマとは、こういうケースに焦点をあてているのだと分かりました。ランサーズは行動指針にも表記されていますが、ランサー第一主義、つまり働き手視点な会社なのです。具体的にはインターネットを使った時間と場所に縛られない働き方を提供してくれます。育児、介護、病気、時代、環境、自分問題などの理由から、その人らしい働き方がしたくても出来ない人が好きな事でインターネットを通じて働くシステムを創造していく革命的な企業だと言えます。

新しい働き方LABでのネット中継に参加出来なかったから、ねぎしさんのツイートを発見できた→Wantedlyで読んだことがあったから、記事の根岸さんだった事が分かり、実際にメールで意見交換ができた事、ランサーズには根岸さんが強い正義感と情熱を持った社員さんがいる事など、とても収穫の多い1日となったのでした。ピンチをチャンスに変えた!そう思えた日でした。根岸さんお忙しい中、ありがとうございました!!

さて、根岸さんの記事の続きはこちらです。


根岸さんから見た秋好CEOの魅力が紹介されていました。根岸さんはコピーライターでもあったので、3記事ともとても読みやすく、かき氷アイスの様にサクッ(ガッテン?)ときます。


ランサーズが3・11を境に注目され、特集記事も組まれたこと、ランサーズが今後もブームを超えた価値提供企業でありつづける必要性、あるべき姿や仕事に対する根岸さんの姿勢などが求人募集とともに紹介されています。

ちなみに、これも後日ネットサーフ中に知ったのですが、なんと根岸さんはランサーズの取締役、大御所だったのです!まるでパーマンの世界だなこりゃと思いながら赤面、知らぬが仏と焦るとともに、フラットな会社である事も分かったのでした。

”秋好の口癖なのですが、「良い意見は嬉しいけど、そうでない意見も真摯にうけとめて次につなげるのが大切。そうでない意見は次の成長のためのギフトだから」と言ってます。僕もそう思います。”

ネットにはリアルなんてないと思いがちですが、ネット配信、ツイッター、記事、メールなどの媒体で、リアルを起点にネットツールでリアルに相手に共感したり、相手を知ることが出来るんだと根岸さん達から学び実感出来た1日でした。

クラウドソーシング「ランサーズ」

2019年5月3日金曜日

文字によるネットとリアルについて考えた

GWも半分が終わり、10連休も光陰矢のごとしなスピードです。GW中はコーヒーを飲むようにツイッターを開いているのですが、「名もなきライター」こと名もさんのツイートを発見しました。私は文字で仕事をしたいので文字によるネットとリアルを考えの根底に潜めながら、ネットとリアルについて考えてみました。

ネットはリアルに悪い影響を及ぼす?




https://twitter.com/writer_noname/status/1123852757281267714

考えさせられる内容であり、ネットハードユーザーな私は寒気さえしました、リアルな世界とネットの世界は違うと実感したからです。ネット上だと本や漫画を読んでいる時のように、頭の上から永遠に空を超え宇宙につながる開放感を感じるからでしょうか。ボタンをポチッとクリックするだけで相手に伝わる媒体がネットで、好きな自分を受け入れてもらっている感が芽生えてきます。自分でありながらリアルの自分とは違う自分。それが根を張りつるを伸ばし花を咲かすことで、リアルの自分との差が生じていき、それがエスカレートするとリアルに戻す時に窮屈さを感じるということなのでしょう。

ネット時間とリアル時間


名もさんは、若者にターゲットをしぼりツイートされていましたが、ここからは社会人にターゲットを絞っていきます。リアルからかけ離れてしまい、リアルに戻るのが大変になる場合こうなります。

〇楽しい度合い
・ネットの自分>リアルな自分

逆にリアルの方が楽しいやと思える場合は、リアル>ネットとなります。この様にネットハードユーザになればなるほど、24時間のうちのネット時間が増えるのでリアルな生活というよりは、ネットの生活になっていきます。

ネットは自由?


ネットの生活になり得る人は意外に限られています。

・働いてない人

働きたいけど働けていない人は含んでいません。なぜなら、働きたいけれど働けない、仕事を探しているけどみつからないなどは、働くために活動をし、意識は働くに向いているからです。働きたくない、働かなくてもいい人は働いていない人で考えていきます。このことについて、実際賃金が発生していないのなら、単なるネット好きなひきこもりではないのか?と思われるかも知れません。しかし、ネットで仕事をしている人も含めてこう考えます。

・ネットハードユーザでありながらリアルの生活な人

整理してみます。

・ネットの生活の人:働いていない人。
→働きたくない、働かなくてもいい人も含む
・リアルの生活の人:働いている人
→ネットを使い仕事をしている人、働きたいけれど働けない、仕事を探しているけどみつからない人など、仕事に向けて(小さな何かでも構わないので自分なりに)アクトし、手段でネットを利用する人も含む。

結局、ネットで仕事や仕事に関する何かをアクトしている人は、リアルの生活に入ると考えます。なぜなら、ネットの仕事もリアルの世界と切り離せないからです。リアルを体験する、リアルを想像するという様に、リアルがベースだからです。ということは、仕事や仕事に関する何か以外、つまりプライベートがネットとリアルの世界とを分ける指標になりそうです。

プライベートは?

ネットを使って仕事をしている人も、リアルの世界で仕事をしている人もプライベートがあります。棋士の藤井聡太さんは令和の将棋界について、(AIの普及で)人間と1度も対局せずに棋士になる人が増えてくる、とコメントしました。プライベートにもネット派とリアル派があります。プライベートがネットで充実すれば、リアルの世界だけで仕事をしていたとしても、ネットの世界にいる感覚はより強くなるでしょう。プライベートの充実がネットかリアルである事は、その人が感じるネットの住人感の度合いを大きく左右しそうです。

何かに没頭するということ


ここであれ?って思いませんか?ネットの世界とリアルの世界に分けており、ネットの世界はここ数年で注目度が高くなってきましたが、リアルの世界しかなかった昔から、リアルの世界にありながらリアルの世界に住んでいなかった人もいたわけです。

例えば、芸術家などの〇〇家や、物理学者などの〇〇者と呼ばれる人達の中には、プライベートと仕事が一緒で、リアルな世界でないオリジナルな世界に没頭、充実感を得た人達です。ネット時代以前から、リアルな世界にいながらリアルな世界にいなかった人つまり、リアルの充実感<リアル以外で充実した人もいたのでした。

この人達に共通しているのは、プライベートと仕事の境界線みたいなものがなかったことです。言い方を変えれば、仕事のプライベート化となります。お金をもらいながら好きなことをするなんて、素晴らしいですよね。じゃあ、プライベートって何?ということになりますが、プライベートは時間、感覚ともに仕事要素が入っていない部分となります。時間によっても分けられますし、気持ちの高まりだったり、仕事の後の開放感や充実感などでも見つける事ができます。何をもってプライベートにするか、プライベート判断みたいなものが自分の中に自然にあり、それが作用し、仕事をしていてもその容器が満タンになればプライベートと仕事は充実しているとなるのでしょう。趣味に没頭するという言葉もありますね、一番理想的な姿ではあります。


プライベートの感覚も人それぞれ


そんなんでプライベートが充実してるって言えるの?と思う場合もあれば、そんなにリラックスしてるのにプライベートではないと言うの?など人によってプライベートに関する感覚も様々です。さらに大きく言えば、1つの事をどう捉えるかも人それぞれです。ネットの世界を悪く言うリアルの世界の人もいれば、リアルの世界をよく思わないネットの世界の人もいます。人口的には、リアルの世界の人>ネットの世界の人なので、ネットの世界の人がリアルの世界の人に合わせる、合わせなければいけないという傾向があります。しかし、ネットの人数(ネットでプライベートの充実を感じている人数も含む)>リアルの人数(ネットで仕事をしながらリアルで充実を感じている人数も含む)となれば、リアルではそうかも知れないけど、ネットではそうならないよと、ネット寄りになっていくでしょう。

ネットも使い方次第


ネットだから悪いとなる場合と、ネットを使っていたから成長できた!となる場合があります。しかし、リアルでも同じです。ネット上でもリアル上でも何かに取り組む時、目標みたいなもの(どんなに小さくてもOK)を設定するかしないかによって成長度は変化します。ネットを使ったからリアルが充実した、リアルを使ったからネットが充実したというような相互切磋琢磨みたいになればベストですよね。つまり、ベースはリアルにありつつ、ネットを利用する人が増える状態、あれ?これって、ベースは人間にありつつ、AIを利用しようみたいなのに似ていますね。そう考えると、リアルの人にとって、ネットを利用しまくっている人はAIに見えているのかも知れません。