2018年10月30日火曜日

自宅にいながら買い物できる時代

スーパーやコンビニなどが家の近くにない場合の買い物は高齢者にとっては大変です。鳥取県米子市では、VI(バーチャルリアリティー)を使い、自宅にいながら買い物する事が出来るシステムがベンチャー企業「KTU」によって生まれたそうです。


意外に大変?買い物する場所が家の近くにないケース
高齢者や妊婦さんにとれば、買い物に行くのも大変になってきます。さらに、近くにスーパーがなく車などで買い物に出かけていた人にとれば買い物だけで1日を使うことにもなりかねません。買い物は高齢者や妊婦さんだけではなく、残業で遅くなってしまう共働き世帯で24時間営業のスーパーが近くにない人にとっても問題になることもあります。近くにスーパーがなく買い物するのも大変な人を買い物弱者と呼ぶのだそうです。東京、大阪などの大都会でない限り、駅直通の24時間スーパーはない所が多いのが現状ではないでしょうか。

まるでスーパーにいるみたい?広がる空間
鳥取県米子市のベンチャー企業「KTU」が開発したバーチャルスーパーでは、画面上にスーパーの陳列棚が映し出され、まるでリアルに買い物しているような空間が広がります。種類も豊富で生鮮食品や日用品など1500点にものぼるそうです。タブレットやスマホで簡単に買い物できるので支払方法などの初期設定さえ行えば誰でも簡単に買い物できるシステムのようです。

驚くなかれ~その日のうちに配達
このサービスでは、なんとその日のうちに配達されるのだそうです。確かに、生鮮食品の場合、次の日に配達されても今日の食事に間に合わないと意味がないところです。自宅の近くのスーパーだから出来る必殺技だと言えそうです。最近では、コープなどで高齢者や妊婦さんなら配達料が通常より安くなっている配達システムが重宝されていますが、配達されるのは翌週なので食材管理と注文のバランスがとりにくい事もあります。しかし、その日のうちに配達されればその都度注文できるので、より便利になりそうですね。

高齢者の福祉施設で活用
今回は一人で買い物しにくい高齢者のいる福祉施設で利用が開始されたそうですが、今後は買い物するのに不便を感じている1人暮らしの高齢者などから、スーパーが遠いなどの買い物弱者対象の店でも展開していくそうです。高齢者の老人福祉施設では、栄養バランスのいい食事だけでなくお菓子も決められている所がほとんどです。しかし、今の時代は全国各地の美味しいグルメ商品がいつでも買えるはずなのにスマホを自分で持っていないからという理由だけで注文する事が難しい人もいます。福祉施設の共有スペースで共有タブレットなどで、利用者が誰でもいつでも利用できるようにしたり、職員さんのサポートなどで利用できるようにすれば、高齢者施設にいるお一人様の食生活も豊かになるのではないでしょうか。また、スーパーだけでなく、ケーキやパンショップなども登録出来るようにすれば、食事だけでなくお菓子類もその日に美味しくいただけそうです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20181029/4040001491.html





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