2019年9月30日月曜日

純粋無垢よりも大事なことって?


1歳後半~2歳くらいまでが純粋になるのかな。無垢な状態というか。いや、西田さんはそれよりも磨きがかかった純粋な状態を仮定して言っているのかもしれない。

”何らかの思想”。その思想が経験を純粋経験として受け取る以上の何かをもたらすのであれば、人が年をとってから新しい何かを経験する事は、若い頃に経験するよりも多くの何かをもたらすこともありうる。

問題は、何らかの思想、それはある対象物を見た時、こういうものだという概念であったり、思い込みであったりする。その思想が対象物を純粋に見ることを邪魔するという。しかし、人間が、人間らしく、楽しく優しく生きていく為にある対象物にある思想を交えた解釈をするのなら、それは善悪を含め真に経験そのままの状態を把握し取り入れるよりは私達の生活や何かを豊かにしてくれるのではないかと思うのです。物理学者の松浦壮さんは、最新物理学も人間を主体にして進められていくと言われています。

年を重ねて培う思想を何らかの思想とした時、純粋な状態に戻し、さらにそれ以上の状態にまでする事は至難の業であり、やはり日々の前向きな意識磨きみたいなものが必要になるのでしょう。例えば、固定概念にとらわれないとか、年齢の離れた人を理解していくとか、そういうコアな部分を生まれ持った純粋なままにキープしていくなんて理想はいかがでしょう?

松浦壮さんの分かりやすい物理学

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