2019年3月24日日曜日

hasunohaをより熱狂的に読んだ後スカッとする方法

お坊さんが悩みにこたえてくれる~hasunohaとは?

今、お坊さんが悩み掲示板で直接答えてくれるサイト、「hasunoha」が熱く、回答するお坊さんが足りないそうです。人は、どんな時期でどんな状況でも悩みや心配はつきものなので、ニーズが多いのもそりゃわかるといったところです。

その昔超若かりし頃気持ちは老けし頃、当時の自分にとって過去の単なる辛いことになった話を、思い出話として話した時、その子が涙を流してうなずいてくれていたことがあります。その時の率直な気持ちは、泣かせてごめんねでした。過去の思い出話でさえそうなのですから、悩みを相談することがいかに難しいか、受け止めるのはさらに難しい。人によって同じ話を聞いても感受性が様々であるなと他者と自分の認識をしたのでした。

hasunohaは、悩みを投稿した人以外の人も、同じ悩みのタイトルを検索して読むことができます。ところで、悩みの回答を読んでいるとき、しんどくなることがあります。読まなきゃよかったと思うことさえあります。

Q&Aの中には、今まで自分が悩んできたことが掲載されていることもありますので、そういうケースをお坊さん的立場からアドバイスしているのを読むだけで、これからもし、自分がアドバイスすることになるかもしれない場合に対する訓練みたいな感じで読むこともできます。初めてユーチューブを知った時、三度の飯よりユーチューブな状態だったのですが、今回は三度の飯よりhasunohaでとても勉強になりました。小説を読んでいるように引き込まれていきます。回答するお坊さんがたりていない状況なので、客観的にみたみたらしだんごの様な甘いと思われるかもしれない悩みでも、やっぱり自分にとって心にひっかかる悩みなら、どんどん相談してもいいのかな。

悩み相談って?

大人の場合自分でも地球が一周できるくらい考えて結論をだしたり、結論は出ていなくてもその場をしのいでいたりするのではないでしょうか。つまり、相談する人は、その結論以外に何かいい回答があればなぁと思って相談している人が多いのではないでしょうか。そのため、相談中に否定されてしまったり、強制的な意見を述べられたりすると、たとえ正論であっても相談しなければよかったと思ってしまうものです。しかし、正論も知りたいと思うという葛藤もあったりしますし。

悩み相談は、hasunohaだけでなく、いろいろなところで相談することはできます。とどのつまり、相談する人は回答者が回答する方向性をある程度予測して、相談してくるのではないでしょうか。例えば、僧侶的な考えがききたい、心理学的な考えがききたい、あなたの率直な意見がききたいなどなど。

仏教的視点から回答してくれるのがhasunohaなので、仏教的回答が欲しい方にはとてもおすすめです。hasunohaの印象を絵具で言いますと、チューブの原色が薄まる感じです。心という悩みという色で塗られた分厚いキャンバスが段々薄くあわく透明になっていく感じですね。

大人の悩みって?

あるお坊さんは、hasunoha内でこう言っておられました。hasunoha以外で相談を受ける場合、今までただひたすらに聞くだけで、その悩みに対してこうしなさいとは言ったことがないというようなものでした。これは、スゴ技です。聞くだけでその人が自分で回答を見つけて行くのですから。『聞き上手』はここから来ているのでしょう。ただ、一歩間違えてしまうとこうです。

菜の花:
チョウチョ:チョウチョ~チョウチョ~、何か言ってよ~(キヨエちゃんっぽく)。

よくありますよね、その話だけ聞いてもなぁなんてことが。多分、こうなってしまう場合、相談を受けている人は相手を理解している最中なのだと思います。一般的にその人と親しい人の方が、確実にその人の何かを理解できているので、その人の相談の中でその人がなぜそうしたのかも理解しやすいので的確にアドバイスは出来やすいことにはなります。

うなずくということは、その人が話した事に対して、その人がそれでいいと思うことができる指標なようなものになるのが理想です。うなづき方や、うなづく場所やタイミングを間違えてしまうと、私を分かっていないワンと思われてしまうことになります。

だからと言って、親しい人がその人を理解しようとしているとも限りません。「そんな風に思ってたん?」「なんで?」など、親しい人に相談したことで、さらに悩みを抱えることもあります。私もそうですが、多くの人は自分視点で相談ごとや物ごとを解釈する傾向があります。今まで1人だけ、あの子は自分よりも他人のことを考えてると、その人のことを思っている他の人が悲しくなるあからさまな意見を言う人がいました。その人の気持ちが100%分かるなんてことは皆無なので多分、その子と話をしている中でその人の気持ちについて、その人が分かってくれてるぅ♡って思える回数や時間が偶然に多かったのだろうと思います。あれ、そういうのって親友や恋人って言うんでしたっけ?

原因ファースト<相談者ファースト

さて、一般的な自分視点は大切なことであり必要なことだと思います。さらに、相手視点を持てる人は、それだけで特技であり好かれることは間違いないでしょう。

お互いが自分視点なら、「なんでそんな風にいうの!」、「そういう意味で言ったんじゃない」など、言った側も言われた側もアピールのぶつかり合いになりがちです。で、言われた方が大抵つらい気持ちになります。確かに、お互いに相手視点を持てば、相手の言いたい事が分かることは分かるでしょう。

しかし、それではなんだかしっくりきません。理由は何であろうと言われた側が傷ついているからです。さらに、言う側に正論があれば、さらに言われた側は辛くなります。

この点においては、言った側はあえてわざわざ言うべきではないと思っています。子供の喧嘩だと、「〇ちゃんが△言ったから□した」という事になった場合、〇ちゃんは、△を言うべきではなかったということになります。最近多い虐待の場合、いくら子供が〇〇でも子供を傷つける言葉を言ってはいけないということになります。逆もそうです。子供は親を傷つける言葉を言ってはいけないことになります。言ってしまうこともあります。その場合、言ったりしてはいけないことを分からせるべきではありますが、言って傷つける必要はないと思います。その人のために、言ってあげなければいけないことは言ってあげる必要はあります。しかし、言って傷つけてしまうのなら言わない方がいいでしょう。

相手が悪い場合~コレクトする場合も具体的に

相手が悪い場合、ついついグダグダ言いたくなりますし、自分が悪い時はグダグダ言ってほしくはありません。さて、同じことを言っても、相手を傷つけないで言える人とそうでない人がいます。あるダンスメソッドに書いてあったのですが、姿勢が悪い人に対して、姿勢をよくしなさいと言うよりは、その人の背中が伸びるようにそっと肩に手をあててあげるだけのほうが効果的だというものでした。もちろん、普段の生活でするとセクハラになりかねませんが、かなり具体的だなと思いませんか?その人が間違っていることを言うよりも、完成形だけを教えていることになります。

テレビでAIについても、同じようなことが言われていました。最初にあるAIにたくさんの情報を理論的につめこみ、その1台を教師AIとして、他のAIには最短距離でディープラーニングさせるのだそうです。AIのキャパはどのAIもすべて同じなので、簡単に教えてもらったAIは、その分多くの情報をお弁当箱につめこむことができるので、新しい生徒AIほど蓄積できる情報量が多くなるそうです。理解型と暗記型というところでしょう。例えば、1+1=2であるとか、りんごは赤いなどでしょう。なぜ1+1=2になるのかを教師AIは知っていても、生徒AIにはその理由は教えずに、最後の結論だけを教えていくというように、必要最小限の知識を伝えていくという感じでしょう。

これは、間違いをコレクトする場合の言い方にも関係しています。例えば、洗濯機を回し忘れて出かけてしまった後、次の日に洗っていてほしかった服が、明日に間に合わないとしましょう。

カール:洗濯機まわしておいたよ。
キャベツ太郎:あっ、忘れてた。

これだけでいいはずなんです。ですが、ついつい言いたくなりますよね、こんな風に。

タマネギさん太郎:もーまた忘れてたし、洗濯機まわしておいたよ。なんでそうなの?いつも自分のことばかり。〇△□%・・・
かっぱえびせん:

これは要注意です。言われた側は、自分が洗濯機を回し忘れたことをさしおいて、言った人の他の言葉に八つ当たりしてドンパッチになっていきます。そして、カラムーチョと辛い気持ちになっていきます。言った側は無駄にいらんことまで言わないのが、いいたい事を伝えるベストなのでしょう。過去のことや未来の心配も絡めてしまうのではなく、断捨離をイメージし、具体的に今でしょと、今の地点でコレクトしてほしいことだけを伝えるといい感じに聞こえるみたいです。もちろん、人によって性格は違うので理論的に教えてほしい場合もあるでしょう。要はその人のタイプによりけりというところですね。

背景や原因<相談内容

相談を受ける側としては、相談者が相談する内容、内容に関する背景や原因がありますが、相談を受ける側としては、相談内容だけに耳を傾けていくことが大切です。例えば、風邪ひいてカラムーチョという相談に対して、あなたが食事もとらずにお菓子ばっかり食べ、布団もかぶらずに夜更かししてたからでしょ的な回答はしないということです。そんなことは誰よりも分かっているからです。

hasunohaでは、お坊さんが仏教的視点をわかりやすく伝えてくれています。仏教を知らなくても、読んでいるうちに仏教的な考え方を、時に驚嘆を交えながら取り入れることができそうです。

苦しい気持ちにならずに楽しめる方法

さて、hasunohaを苦しくならず、さらにより効果的に楽しむ(?)方法をお伝えします。それは、こちらの法楽太鼓を聞きながら読むことです。

hasunohaサイト
https://hasunoha.jp/

法楽太鼓サイト
https://www.youtube.com/watch?v=XWGQwExkRfU

https://www.youtube.com/watch?v=CxqzW3N_1DQ

悩み相談のつらさ

悩みを抱えながら読んだり回答をもらうことは、読んだり回答をもらいながらも、実は自分で辛い記憶や思いを回想させてしまい、時にはフラッシュバックすることがあるので辛い時もあります。

法楽太鼓は、読みながら辛くなった気持ちを余計に高ぶらせてくれ、さらに、聞いた後はとてもスカッとした気持ちとリラックスしたおだやかな気持ちにさせてくれます。高ぶりすぎる気持ちをさらに呼び起こさせ、高まらせ、太鼓の音でピシッと整えてくれるみたいな感じなので、気持ちがパンの様にふわっと出来上がる感じです。


守ること=変えることとは?

「伝統は守らなければいけないが、変えちゃいけないわけではない」
「今を生きる人達がいいなと思う形で、ちゃんと本質を伝えていけばいい」
「エンターテイメントから祈りへ」https://www.youtube.com/watch?v=iV7Df8Kf9tw
(向源代表の友光先生から抜粋)https://www.youtube.com/watch?v=7hM8e0HrzRk

仏教のみならず、歌舞伎や現代アートでも取り入れられています。テレビもこれからは、普段のニュースにAIによって、それを見ている人のニーズに合った個別の、ニーズにあった放送が+されることで、よりその人のニーズに合った内容になっていくそうです。テクノ法要や法楽太鼓は若者や人々に親しまれやすい形にお経が変化したといえます。

お坊さんの唱えるお経~現代人の心の鎮静化には必要

今、お寺から檀家離れが激しいという問題があります。これは、順番が違うからだと思うんです。法要だけを聞いていると、まるでオーケストラやバンドのコンサートに行っているようなものです。ここに、もし自分の悩みや疑問を解決してくれるhasunoha×法楽太鼓(やテクノ法要)のような法要(や悩み相談)+音楽のセットで聞くことができれば、お寺に行ってみようと思う人も増えるのではないでしょうか。山ガールのような、仏教ガール(スタンプラリー系までではないけれど、テクノ法要リッスン系など)もこれから増えそうです。

そんな時に、hasunoha×法楽太鼓は仏教を知らない人でも、身近に取り入れられるSNSを使った効果的な方法なのでおすすめです。

是非お試しを!











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